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こんにちは、年に365杯以上カフェでお茶&365軒以上の外食を楽しむ美紀(@MIkiCHELIN)ですが、たまには自炊します。
冬は白菜鍋が美味しい季節ですよね〜。
白菜鍋といっても色々な種類がありますが、私が自信を持っておすすめするのは扁炉!!
- 白菜
- 豚肉
- 鶏肉
- 春雨
というテッパンの組み合わせで、シンプルなのに(シンプルだからこそ)とっても美味しくて巷でもじわじわと人気が出てきています。
人に紹介すると毎回「何これ!?(≧∇≦)」とびっくりされる程おいしいのに、レシピは拍子抜けするほどに簡単なんです。
しいたけベースのスープが味わい深くて最後の1滴まで飲み干したくなってしまいますが、そこはガマン(≧∇≦)
しめの雑炊で、スープを吸ったご飯を最後の1粒まで楽しんでください!
当記事では、材料や作り方の項目よりも先に「コツ」などのウンチクから紹介しています。
ピェンローそのものの調理時間は約40分なのですが、干し椎茸を前日から水に浸したり、こだわり食材を使った方がより美味しくなるため、どうしても前置きが長くなってしまいました(^_^;)
前置き部分は読み飛ばして材料のところから読みたい場合などは、こちら↓をクリック/タップするとお好きな項から読んでいただけます。
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ピェンローをより美味しく作るコツ1 |干し椎茸は前日から水で戻す
冒頭で紹介したように、ピェンローを煮込む時間は約40分ですが、干し椎茸については前日から水で戻しておくのがベストです。
干し椎茸の戻し時間に関して「まぁギリギリ美味しくできるかな」という時間が、当日の朝から水に浸して夕食にピェンローというレベル。
これが例えば「急きょピエンローを作ることになったので3〜4時間ぬるま湯で戻した」という戻し時間では、美味しくできません。
私は干し椎茸の浸水時間を最低でも10時間取れない日はピエンローを作らないようにして翌日に回すぐらい、干ししいたけの戻し時間にこだわっています♡
特に、初めてピェンローを食べる方にはきちんと美味しいピェンローを味わっていただきたいので是非干し椎茸を前日から水に浸けて取った美味しいおダシを使ってもらえれば、と思います!
また、生しいたけを使った場合も美味しいピェンローはできません。
生しいたけを干す段階で旨味と香りが増して美味しさが全然違ってくるのでピェンローには必ず干し椎茸を使ってくださいね。
ピェンローをより美味しく作るコツ2 |適切なゴマ油と塩を使う
ピェンローの味付けは、ごま油と塩のみ。
シンプルなだけに、味の違いがハッキリ出てしまうポイントでもあります。
ピェンローに適したごま油とは?
我が家のごま油コレクション(笑)
一般的なスーパーで良く見かけるごま油や、有名食品メーカーのごま油はピェンローに適していません。
香りが少ない上に、胃もたれしやすい製法で作られているからです。
ピェンローに使うごま油は
- デパートの食料品売場
- ファッションビルのこだわり食材が買えるショップ
などで探してみてください。
そして必ず
- 圧搾法
- 古式玉締め
- 玉締めしぼり
のいずれかの表記のあるゴマ油を買ってみてください。
メーカーについては色々ありますが、一部をあげると
- オーサワ
- 九鬼
- カネゲン
- 京都山田
- 今井
- 創健社
などが、良い製法でごま油を作ってメーカーさんです!
これらのメーカーのごま油は一般的なメーカーのものに比べて少し値段が高いです。
でも、香ばしさや香りが格段に違うため使う量も少量で済み、結果的にコストパフォーマンスは格段に良くなります。
それに良い油は食後感が良く、胸焼けや胃もたれしないんです。
例外 |
圧搾法の表記があっても太白胡麻油という無色透明のごま油はピェンローに適していません。
太白胡麻油も大変クオリティの高いゴマ油なのですが… 必ず圧搾法の茶色いゴマ油を選んでくださいね。 |
実店舗での購入が難しい方は通販もどうぞ。
ピェンローに適した塩とは?
ピェンローに最も適した塩は岩塩です。
メモ |
一般的には
と言われています。 |
でも家に岩塩が無いからと言って買う必要はありませんよ。
伯方の塩や赤穂の天塩など海の塩で全く問題なく、美味しく作ることができます。
ただし、絶対NGなのは
- 食卓塩
- 食塩
- 減塩しお
で、これらを使うとせっかく干し椎茸でじっくり美味しいダシを取ってもピェンローが美味しくなくなってしまいます(>_<)
必ず岩塩か海の塩を使ってくださいね。
豚×鶏肉×春雨の超カンタン白菜鍋「ピェンロー」のレシピ!-材料編-
ピェンローの材料は、いたってシンプルです。
シンプルゆえに、良かれと思って他の具材を足してしまうと美味しくできません。
春菊やネギといった鍋には欠かせないお野菜も入れてはいけません!
調味料についても同じで、中華だしの素はもちろん、昆布や鰹ダシ、それにお酒などは一切必要ないです!!
むしろ絶対に入れてはいけないです!!!
あと「ピェンロー鍋の素」という液体スープも売られているようですが絶対に使わないでください!
干しシイタケ汁で作った方が断然おいしいので、必ずこちらで紹介する材料通りに作ることをオススメします!
ピェンローの材料 (2〜3人分) |
干し椎茸のダシ
鍋の材料
つけダレ
しめ
|
豚×鶏肉×春雨の超カンタン白菜鍋「ピェンロー」のレシピ!-作り方編-
前置きが長くなりましたが、いよいよピェンローの作り方を紹介します。
干し椎茸を戻す
生しいたけでは美味しいピェンローはできませんので、必ず干し椎茸を水で戻して使ってくださいね!
乾物を水で戻したことがない方にとっては「干し椎茸を水で戻す」なんて何だか難しく感じてしまうかもしれません。
でも、ボウルに入れたら後は放っておけば大丈夫なのでゼヒやってみてくださいね。
前日から戻す場合
- 干し椎茸を手で割りながらボウルに入れる
- 水を注ぐ
- ラップを掛けて冷蔵庫へ入れる
当日戻す場合
- 干し椎茸を手で割りながらボウルに入れる
- ぬるま湯を注ぐ
- 砂糖をひとつまみ入れる
- ラップを掛けて室温に最低10時間置いておく
白菜を切る
- 白菜を洗って一口大(4〜5cm角)に切る
- 切った白菜は葉っぱの部分と芯の(白い)部分とで大まかに分けておく
(火の通りが違うため時間差で入れられるように)
鍋に材料を入れる
- 鍋に白菜の芯の方を入れる
- 鍋に干し椎茸のダシを椎茸ごと入れる
(全部入れずにお玉2杯分ほど継ぎ足し用に残しておく) - 塩を小さじ1杯程度入れる
- 沸騰するまで中火にかける
メモ |
この段階の塩は少なめで大丈夫です!
味を決めるための塩は、個人個人で取り皿に取り分けた段階でしますので、ここでは薄めの味付けにしておきましょう。 もっと言うと、この段階では味見もしなくて良いぐらいです。 |
お肉を切る
白菜を火にかけている間にお肉を切ります。
- 豚肉…一口大(5〜6cm幅程度)
- 鶏肉…一口大(4cm角程度)
鍋にお肉などを入れる
- 鍋が沸騰してきたらお肉を入れる
(くっつかないようにほぐしながら) - ごま油を回し掛ける
(のの字を書くように1周半) - 白菜の葉っぱの方を入れギュウギュウ押さえる
- ダシが少ない場合はダシを足す
ただし白菜から水分が出るのでひたひたでなくてもOK - 火を弱火にする
- フタをして40分煮る
鍋を煮ている間に春雨を別の鍋で湯がいておく
春雨を、袋に記載してある通りに湯がいておいてください。
鍋を煮ている間につけダレをスタンバイ
取り皿に
- ごま油…小さじ1杯ぐらい
- 塩…少々
- 一味唐辛子…お好みで
を入れ、鍋の煮汁を少しだけ入れて塩を溶いておく
40分煮たら春雨を入れて出来上がり!
- 鍋に春雨を加える
- ひと煮立ちさせる
以上でピェンローのできあがりです♪
豚×鶏肉×春雨の超カンタン白菜鍋「ピェンロー」の美味しい食べ方!
完成したピェンローを、
- お玉で汁ごと取り分ける
- 汁を一口飲んでみる
- 塩が足りなければ足す
- 好みの塩加減になったところで食す
取り分ける度に
- ごま油
- 塩
- 一味唐辛子
はお好みで追加します♪
注意点 |
スープに関して厳しい掟(笑)があって…
しめの雑炊のためにスープを残さなければならないので、決して飲んではいけない!と言われています。 |
でも実際は「美味しすぎてこれを飲まないなんて無理(≧∇≦)」ってなってしまいますので、ちょっとぐらいは飲んでしまいましょう!
先ほど少し残しておいた椎茸のダシもあることですし♡
スープを吸ったシメの雑炊がおいしい!
ピェンロー鍋のしめを楽しむ手順は
- 具を食べ終わった後のスープにお好みで塩を足す
- 適量のご飯を入れる
- 2〜3分煮込む
です。
メモ |
雑炊には卵を入れないのがポイントです! |
また、王道レシピによるとこの雑炊には冷たいベッタラ漬が合うそうです。(私はベッタラ漬と一緒に食べたことありませんが)
さいごに
白菜、豚肉、鶏肉、春雨というシンプルな材料で作る白菜鍋「ピェンロー」。
このピェンローを1人でも多くの人に好きになってもらいたく、かなり細かく語ってしまいました(^_^;)
- 干し椎茸は10時間以上水で戻す
- 白菜、豚肉、鶏肉、春雨以外は入れない
- 塩、ごま油、一味唐辛子以外は入れない
- ごま油と塩はちょっと良いものを使う
という基本を押さえて、スープ最後の1滴まで楽しんでいただけたら嬉しいです!
雑炊以外にもオススメのしめについて紹介しています。
意外ですが、めちゃくちゃ美味しいので是非こちらのシメも試してみてください!
こんにちは、年に365杯以上カフェでお茶&365軒以上の外食を楽しむ美紀(@MIkiCHELIN)ですが、たまには自炊します。 冬は白菜鍋が美味しい季節ですよね〜。 白菜鍋といっても色々な種類がありますが、私が自信[…]